関エコフィードセンター
食品リサイクルを支える最新鋭の設備庫
食品廃棄物から畜産用飼料を生み出す「食品リサイクル」。
「関エコフィードセンター」では「飼料安全法」で定められる基準を満たし、
効率的かつ安全なリサイクルを実現するために最新鋭の食品残さを原料とした飼料製造設備が設けられています。
-
冷凍冷蔵庫
-
原料受入ヤード
-
原料タンク
●計8基 ●収容能力:約60m3(8基合計)
-
蒸気間接加熱乾燥機
●計2基 ●最大処理能力:750kg/時(1基あたり)
-
ふるい機
-
赤外線分析器
-
製品サイロ
●計4基 ●収容能力:39.2m2(4基合計)
-
リサイクル飼料
上記の最新設備を用いて、1日あたり最大で36tの食品循環資源廃棄物を
処理することができ、その中から最大7.2tのリサイクル飼料を製造する事が
可能です。全国有数の処理能力でこの地域の食品リサイクルに貢献いたします。
-
回収 腐敗を避けるため保冷車を使用!
契約排出事業者様はスーパー・コンビニ・弁当などの小売店、そして野菜カット工場などの加工事業所です。
-
分別 人の目で腐敗や異物混入がないか
チェック!包装された食品は、包装と内容物を自動で分別する破袋機を通します。
軽いビニールは風で飛ばし、内容物のみを分別。焼き鳥の串のようなものは人の手で抜かなければなりません。分別された食品残さは種類ごとに原料タンクに入れられます。 -
乾燥 高温で乾燥!
原料の乾燥は、蒸気の熱を利用して温めた乾燥機により、高温で水分を蒸発させる方法で行われます。
また工場内には脱臭炉、水処理設備が設置されているので、環境にもやさしいです。 -
脱脂・精製 油をしぼって製品の安定化!
この工程の違いで出来上がるエコフィードの品質に差が出るため、関エコフィードセンターでは油をしっかりしぼっています。そしてタンクに貯蔵した油は燃料として売却。
飼料のリサイクルだけでなく、燃料にも変えることができるのです。 -
保管・出荷
保管しているサイロは農場で使われているものと同じものです。サイロは建物の中に設置されており、鳥インフルエンザなど外部からの病原菌を防ぐため、完全工場内での製品積み込みを行っています。
-
生産・管理(成分)
エコフィードの成分を製造中にリアルタイムで分析できる機械もあります。近赤外線分析法で水分・たんぱく質・脂肪・繊維の4種類を検査。製品を販売する上で飼料メーカーや畜産農家に対してこの4つの成分データを公表しています。
-
製品完成
原料の油分は6%以下までしぼられます。油をしぼってせんべい状になったものを、さらに粉砕して異物を取り除いたら完成です。また配合飼料に入れて使うことを考え、混ぜやすい粒の大きさに仕上げています。